たるみず日記

東川隆太郎さんとの旅

寺山から見える桜島

 12月9日(火)『錦江湾奥を巡る歴史探訪バスツアー』に参加しました。この事業は錦江湾を囲む4市(鹿児島市、姶良市、霧島市、垂水市)が合同で企画し出発は各4市からそれぞれ出発します。そして必ず他の3市の観光地を組み込み町歩きの達人東川隆太郎さんが案内します。

 コースは福山の黒酢畑見学、蒲生の大クス(姶良市)フォンタナの丘で昼食、関吉の疎水溝、寺山の炭窯跡などです。

 東川さんの案内はいつも笑いの渦、軽妙な語りながらしっかり歴史、地質、環境、世界情勢と織り込まれ眠る暇さえありません。

 今回特に興味があったのは世界自然遺産に登録された関吉の疎水溝、寺山の炭窯跡でした。名君と言われた28代島津斉彬公が7年の藩主時代に築かれたものです。

 自分の廻りの資源を最大限に活用し日本の夜明けに貢献された造船技術の一端です。水量の多さにびっくりしました。

 寺山の炭窯跡も150年たったものとは思えない綺麗な形で残っています。島津家の所有地内だからこそ残っているのだろうと思う。