たるみず日記

垂水市小学生百人一首かるた大会

垂水市小学生百人一首かるた大会-5

9月8日(土) 主催 NP0法人まちづくりたるみず文行館、共催 垂水市教育委員会,協賛 園田陸運で「垂水市小学生百人一首かるた大会」を開催しました。当日は市内の小学生1年から6年生、32名の参加があり夏休みの土、日練習に来た子、垂水小でクラス担任のY先生に指導を受けた子、垂水生涯学習講座でK先生に学んだ子、友達に誘われ(それ、何?)レベルの子とさまざまです。

1年~3年まで低学年チーム、4年~6年高学年チームに分かれ、スタート。

審判は保護者、本町商店老人会の方、垂水小学校の校長先生、垂水市社会教育課長、と多方面の方々に協力をいただきました。

かるたが思うように取れず泣き出す子、対戦相手が強すぎて諦める子、2回戦、3回戦になり要領がわかり、かるたの枚数が増えて笑顔の子と様々です。

最後になって目がきらきら、百人一首の楽しさがわかってきたようです。

1位から5位までの勝者には図書カード、参加賞は500円の図書カードにお弁当でした。

大会が行われた場所は垂水本町商店街の一角にある旧川畑秀男様宅で築82年、当時本町の豪商だった家です。

今から300年前、垂水島津家9代貴儔の頃御用商人としてこの本町に移り住んだ人びとの子孫で島津本家25代重豪公の時多額の寄付をして苗字帯刀も許された家柄です。3回の大火も免れ本町商店の隆盛をしのばせる建物です。

Y先生が建物についての説明もして下さり普段あまり見たこともない広々した(NHK大河ドラマ篤姫の生家と似ている)作りに珍しそうでした。

これから毎月第2土曜日、文行館で練習する事になりました。中学、高校で百人一首を知っている、そして日本文学に少しでも興味を示してくれたらと願っています。