福寿寺跡と伊地知氏の石塔群

福寿寺跡と伊地知氏の石塔群

伊地知氏は秩父氏(畠山氏)の出である。初代季随は越前井筒城主であったが、島津貞久に従い薩摩に下向した。

2代は季弘、3代季豊の時応永19年(1412)下大隅を賜り、本城を築き、これより4代重持、6代重弘、7代重周と続き、8代重武の頃には下大隅全部を領し、勢が盛んであった。