内田菓子店

〒891-2101
鹿児島県垂水市海潟14
☎32-0524

国道220号線海潟のほぼ中央山手の大きな看板「きぬさや最中、内田商店がある。看板のとおり最中が有名です。創業して70年以上、現在3代目です。鹿児島市内や他の市町村からのお客さまも多く海潟に宿泊されるお客様は旅館まで配達するそうです。2代目の御主人は病気療養中、奥さまも骨折され入院とかで息子さんが一人で頑張っておられました。(そんな事情は知らずお客さんは次から次に来店でてんてこ舞いの様子)いつもは肝っ玉母さん的なおかみさんが店で対応され、どこか懐かしい雰囲気の店です。「げたんは」「ホタルしぐれ」などここでしか買えないお菓子です。

 

キヌサヤと海潟、中俣地区

垂水はキヌサヤエンドウとインゲンの栽培で全国の知られています。キヌサヤは終戦ごろまでは「大長豆」といっていました。この大長豆を垂水にもたらしたのは浅田末吉という人です。浅田末吉は広島県豊田郡の大長というところで生まれました。昭和の初め、この地に移り住み、広島から「キヌサヤ」の種を持ってきてミカン山の間に植えたところ水はけによいこの地に適しており次第に垂水全域に広まり日本有数の生産地になりました。